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フライパンひとつ、コンロ1口で作れる「ワンパンパスタ」は、忙しい日の食事はもちろん、アウトドアシーンなどにぴったり。洗い物が少ない上に、簡単においしく作れると重宝されています。今回は、そんなワンパンパスタの魅力やコツとともに、ハイライフおすすめの「豚肉を使ったワンパンパスタ」のレシピをご紹介します。
ワンパンパスタのメリット
・簡単・楽に作れる
パスタを作る際、麺を茹でる鍋と湯切り用のザル、具材やソースを調理するフライパンが必要になるのが一般的です。しかし、ワンパンパスタではひとつのフライパンに麺、水、具材を入れて、まとめて一緒に茹でるだけでOK!手間なく簡単に作れる上に、通常よりも洗い物が少なく済むなどのメリットも見逃せません。
またコンロも1口で済むため、パスタを作りながら別の料理を調理することが可能。一人暮らし用物件のように、コンロが1口しかない手狭なキッチンに住む方にも、アウトドアシーンにもぴったりです。
・おいしく仕上がる
麺と具材を一緒に茹でて調理することで味が絡みやすくなり、一体感のある味わいに仕上がります。特に、ペペロンチーノなどのオイル系パスタは、普通に作ると味がぼやけてしまうことも。ワンパンパスタなら、麺から溶け出た粉の効果で自然ととろみが出てパスタとソースがなじみ、味が決まりやすくなります。
パスタに染み込んだ具材の旨みを逃すことなく楽しめる上、パスタ自体もふっくらし、一般の乾麺にはないもちもち食感が出てきます。
ワンパンパスタに最適なパスタの種類や太さは?
ワンパンパスタを作る際には、1.6mm〜1.8mm程度のロングパスタ(スパゲッティ・スパゲッティーニ)がおすすめです。太すぎると麺に火が通りづらく、細すぎると折れたり、切れたりしてしまいます。ペンネやリガトーニなどのショートパスタも相性が良くおすすめ。ショートパスタは折る必要がなく、分量も計りやすいためとても便利です。また分量を減らして具だくさんのミネストローネ風にするなど、アレンジも楽しめます。
ワンパンパスタにおすすめの豚肉の部位は?
クリーム系、トマト系のパスタであれば、脂身が多く、肉の旨みを感じられる肩ロースやバラ肉を選ぶといいでしょう。麺が肉の旨みを吸ってくれるため、普通に作るよりもよりコクのあるパスタに仕上がります。肩ロースやバラ肉を使う場合、ベーコンのような細長い四角形状、サイコロ状にカットして調理するのがおすすめです。
一方、オイル系のパスタであれば、こま肉やロースの薄切り肉を選ぶといいでしょう。薄切り肉は、火を通しすぎると肉が固くなりパサついてしまいます。なるべく最後の段階でフライパンに入れて加熱してください。
ワンパンパスタを調理する際のコツと注意点
・パスタを半分に折る
フライパンからはみ出る長さのロングパスタは半分に折り、フライパンの縁に当たって焦げることを防ぎましょう。麺全体がしっかりと水に浸かることで、少ない水分量でも均等に茹で上がります。
・茹で時間は少し長めに
ワンパンパスタの場合、鍋で茹でるよりも水分量が少なく火が通りづらいため、茹で時間はパッケージに表記されているよりも少し長めにするのがおすすめです。
・様子を見ながら、水分量を調整
フライパンにフタをして蒸らすように調理し、パスタの茹で時間が残り少なくなってきたら、様子を見ながら水分量を調整します。水分量が多い場合はフタを開けて水分を飛ばし、逆に水分が飛びすぎてしまった場合は、お湯や水を足して調整しましょう。
水分量の調整が上手くできるか不安な方は、水を2回に分けて入れるのがおすすめです。最初に2/3の水を入れて加熱し、様子を見ながら、残り1/3の水を足して調整するのがコツです。
また、IHコンロは、ガス火(直火)よりも水分が飛びにくい性質のため、水分の蒸発具合を見ながら調整しましょう。
・具材の大きさにも注意
具材が大きすぎると火が通らない場合も。肉も野菜も、茹で時間に合わせた火が通る大きさにカットしてください。
ハイライフおすすめの豚肉を使ったワンパンパスタレシピ
最後に、ハイライフがおすすめする、豚肉を使ったワンパンパスタレシピ5点を紹介します。
豚こまとトマトのパスタ
豚こま肉とフレッシュトマトを使ったあっさりとした味わいのパスタです。フレッシュトマトを使ったパスタは味が決まりにくいと思われがちですが、ワンパンパスタであればフレッシュトマトでも味が絡みやすく、おいしく仕上がります。
フレッシュトマトの代わりにホールトマトを使うと、コクと深みのあるソースに。豚こま肉の代わりにバラ肉や肩ロースを使うと、コクや旨みが一層引き立ちます。
材料と作り方はこちら↓
豚ひき肉とキノコの和風パスタ
キノコの旨みとバターしょうゆの風味が絡み合う和風パスタです。バターの効果でコクがプラスされ、にんにくを少し焦がしめにすることで香ばしさが引き立ち、味にメリハリがつきます。
材料と作り方はこちら↓
豚こまとブロッコリーのペペロンチーノ
にんにくの香ばしい風味が食欲をそそり、シンプルながら何度も食べたくなるペペロンチーノ。ワンパンパスタなら少ない材料でも味がまとまりやすく、料理初心者でも安心です。
材料と作り方はこちら↓
豚肉とほうれん草のクリームパスタ
生クリーム不要!牛乳で作れるクラムチャウダー風のクリームスープパスタです。薄力粉の効果でとろみとコクがつき、油分の多い生クリームを使うよりも、あっさりと食べやすく仕上がります。
材料と作り方はこちら↓
豚肉と明太子の和風パスタ
豚肉の旨みとにんにくの風味が効いた和風パスタに、生の明太子を絡めて仕上げるレシピです。加熱するとパサパサ、もそもそとした食感になりがちな明太子ですが、最後の仕上げにのせることで明太子の味や食感が存分に楽しめます。たらこを使ってもおいしくできあがります。
材料と作り方はこちら↓
豚肉とブロッコリーのトマトパスタ
ブロッコリーは手軽に使えて栄養価も高い野菜です。豚肉との組み合わせで味、栄養価、共に良くなり相乗効果!トマト味で食べやすく、度々作りたいパスタレシピです。子供用にはチーズを、大人用にはタバスコなどの辛味を仕上げに添えると食欲アップ♪
材料と作り方はこちら↓
調理も片付けも楽な上に、普通に作るよりもおいしく仕上がる、メリットづくしなワンパンパスタ。忙しい日の食事だけでなく、おもてなし料理やアウトドアでも大活躍します。この記事を参考に、ぜひ一度ワンパンパスタに挑戦してみてください。